使用している鰻について
国産鰻(養殖)を使っています。
鰻は世界には19種類います、そのうち食用になるのは、ニホンウナギ(ジャポニカ種)ヨーロッパウナギ、アメリカウナギ、ビカーラ種（東南アジア生息）の4種類のみです
その中でジャポニカ種の新仔鰻を使っています
【新仔鰻】鰻のあかちゃん「シラスウナギ」は12月～3月頃、河口付近で漁が行われます。
このシラスウナギを畜養・養殖します。
皮が固くなる前のものを新仔鰻と呼ばれます。
その中でも4Pサイズ(4匹で1キロ)一尾約250gのものを使っています。
新仔鰻は身も小骨も柔らかく串焼きする際に身割れすることもありますご了承ください
養殖産地は鰻問屋さんのおすすめで宮崎、鹿児島、愛知など年により変わることがあります。
裂き・焼き・たれ
鰻は腹から開き丁寧に血、ぬめりを洗います。
切らずに姿のまま串を打ち国産の炭で焼き上げます。
蒸しはしません、いわゆる関西焼です。
たれは捌いて出た中骨を焼いたものと醤油、砂糖、味醂、酒を煮詰めた自家製たれで無添加です。
お品書き
・姿蒲焼 一匹 （自家製タレ付）
・姿白焼 一匹 （山葵や生姜醤油で美味しいです！）
・鰻重 一匹使用 （手間が掛かり対応出来ない為、やめました)
あとがき
近年、鰻の漁獲量が激減している話を耳にされたことのある方は多いと思いますが、
たまには美味しい鰻を食べて
『命を頂く事』『食事とはなんぞや』『地球環境』などなど
色々と考えるきっかけになれば幸いです。
次の世代に『文化』を繫げる為にも鰻焼いてます。
料理業界に入り最初に務めたお店が鰻屋でした。
なにげに初心に帰るのでした♪
